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ご報告

世界の子供達に「木を植えて育てる心」をはぐくむ実践隊

「N.GKS・第13次澤井隊」

テラグス小学校の生徒達と共に・・・・。

植林(2.5 ha/1,000本)

サバル森林保護地区の植林活動

(2010年1月2日〜1月10日)

 

「N.GKS・第13次澤井隊」の隊長の澤井敏郎様以下、17名様が、年明け早々1月10日に、サバル森林保護地区にて、植林をされました。当団体による同地の植林は、2005年、2007年に続き、第3回目となります。当日は、サラワク州森林局植林部の部長のTuan Haji Mohd. Kassim Wasli 氏、第1回・第2回の相談役でもある、元サラワク州森林局植林部部長、現「サラワク植林公社」の社長のDr. Joseph Jawa Kendawang氏、森林局植林担当のMr. Jonathan Lat 氏、現地先住民族の12名のスタッフと、テラグス小学校の5〜6年生の80名と、当団体の酒井理事長、鍋嶋副理事長が参加しました。

2010年1月2日〜1月9日 

現地先住民族による植林準備と植林作業

1月2日より、植林の準備を始めましたが、雨季真っ只中で、植林地域の草が覆い茂っておりましたので、まずは、草刈の作業を優先させました。

とにかく、連日、覆い茂った草と、雨との闘いでした。連日の雨で、作業風景の写真が少なくて申し訳ございません。

今回は、澤井隊の木の専門家の方が先乗りされ、前日の1月9日に、土壌の調査をして頂きました。

調査を、真剣に見守る、現地先住民族の方々。

前日(1月9日)の夕方までに、1.5ha(600本)の植林も終了し、一息ついている現地先住民族の人々。

残す所は、10日の澤井隊と近隣の小学生との共同作業です。

夕方、全ての準備が整いました。日本の国旗と、サラワク州の州旗が、掲げられました。

2010年1月10日 

「N.GKS・第13次澤井隊」とテラグス小学校の植林(サバル森林保護地区)

前日までの作業中の雨の心配をよそに、当日は、朝から晴天に恵まれました。

朝9時頃に、テラグス小学校5年生と6年生の計80名が、スクールバスにて、サバル森林保護地区に到着しました。澤井隊作成のTシャツをもらい、着替えて準備です。上の写真のシャツ(学校の運動着)と下の写真のシャツ(澤井隊のTシャツ)。

11時30分頃、澤井隊の17名のご到着です。小学生達が一列に並んでお出迎えです。

森林局植林部のMr. Jonathan Lat氏による、子供達と、澤井隊の皆様への植林の仕方の説明。澤井隊の皆様はなれていますが、小学生のみんなは、初めての子供達が多いですので、しっかりと説明をしました。

澤井隊の1名に、5名前後の小学生が付き、共同の植林作業です。

子供達も一生懸命です。彼らの心に何かが培われれば、最高です。

長年、植林のお世話を頂いている、Dr. Joseph Jawa Kendawang 氏(左から2番目-青い帽子)も温かい目で見守ってくれています。

澤井隊1名当たり、30本前後を植林されました。

澤井隊の隊長の澤井敏郎氏も、無事に終了されました。植林終了後の一息です。

看板と国旗の前で、緑の協力隊の垂れ幕を囲んで(ほとんどみえませんが)、澤井隊の皆様と、テラグス小学校の生徒達との記念撮影です。2.5ha(1000本)のカポール(Dryobalanops Beccarii )の植林を、全て終了いたしました。

2010年1月10日 

サバル森林保護地区の管理事務所にて式典

式典では、まず、植林部部長のTuan Haji Mohd. Kassim Wasli 氏の歓迎の敬意を表したご挨拶。今回は、3回目となり、継続は力なりであり、新しい世代を担う小学生を招待頂いたことで、非常に効果的な保全活動が推進可能になる事に感銘を受けられておりました。サラワク州森林局植林部を離れられたDr. Joseph Jawa Kendawang氏も、多忙なスケジュールを調整して頂き、参加されました。

澤井隊長によるスピーチ。その昔、前人未到のボルネオ島奥地の伐採現場を訪れたご本人のお話をはじめ、中国やブラジルなどの世界中で継続されている森林再生の活動の紹介を交えて、自然の大切さを子供達に語りかけてくれました。

最後に、テラグス小学校の生徒の合唱を披露してくれました。校歌や、英語の歌などを披露してくれました。マレーシアのこんな田舎の子供達が、こんなに小さな子供達が、流暢に英語で歌を歌うのを聞いて、驚くと共に、将来のマレーシア、いや、アジア、そして、世界を担うかもしれない事に、想いを馳せました。

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サラワク州森林局の会報にも紹介されました。

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