ご報告
サンパディ森林保護地区
NPO緑の大地の会(大分県)
(2010年8月13日〜8月20日)
昨年2009年、新型インフルエンザでキャンセルになったものの、維持活動だけでもと、2009年度の年度予算を利用し、行いましたが、今年は、14名の学生と、10名の一般参加、計24名と、沢山のご参加頂けました。
会の皆様も、1996年からの続けているこの活動を、絶やしてはいけないと、奮闘して頂き、こちらも頑張らなければと、サラワク州森林局植林部と言っております。
今年も、また、新しい参加者の方に、1996年度植林の大きくなった木を囲んで、記念撮影が出来ました。96年だけでなく、それ以降の樹木も大きくなっています。その当時の学生さんに、大きくなった木を見せてあげたいとは、会の中心人物であり、当時の大分県立三重農業高等学校の先生でした。
8月13日より、近隣の先住民族の手により、植林予定の2ha(800本)の整地やライン作り、及び、96年度以降の維持活動を、1週間行い、8月20日に備えました。1名当り平均30本前後の植林となりました。当日は、前日夜に降った雨で、ぬかるみながら、また、森林局職員も、今は雨季だから(本当は乾季ですが、雨が多いので、誤って言ったみたいでしたが)と、心配でしたが、概ね、よい天気でした。暑すぎず、雨も降らず、非常に植林日和な日でした。
今回の植林地は、丘陵地で、丘を登りきった所で植林です。
まずは、植林のやり方の説明です。サラワク州森林局植林部のMr. Jonathan Lat 氏による、デモンストレーションに従い、当団体の鍋嶋副理事長が説明をしています。何度も参加されている、元三重農業高等学校の教員の方々や、会の方々は、既に慣れてらっしゃいますが、特に学生の方は、初めての方が多く、真剣です。
熱心に聞いている学生さん達。
植林の仕方の説明が終わり、各人に割り当てられたラインへ移動です。
真ん中の小道を中心に、両脇にラインがあります。右側は、登り、左側は、下り、いずれにせよ、戻りは、それぞれ逆なので、大変な事は変わりありません。
目立つ黄色いベストを着た先住民族と一緒に共同作業です。
今回は、丘陵地ですので、急な斜面のラインもかなりありました。
かなり急な斜面ですが、皆様頑張って頂きました。
植林終了後、現地先住民族と緑の大地の会の皆様と看板を囲んで集合写真です。
こちらが、この場所に設置された看板です。今年で、12個目の看板が、サンパディ森林保護地区に設定されました。
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そして、今年も、毎年恒例の1996年の植林の場所に行きました。
年々育ってます。中央の赤いシャツは、当団体の酒井理事長です。
そして、96年度の時に接した、三重農業高等学校の看板の前で、新しい世代の若者達と、左側の黄色いシャツの男性は、最初から、ずっと見守ってきた、サラワク州森林局植林部の Mr. Jonathan Lat氏。彼は、いつもここに来ると、感慨深くなるそうです。
こちらは、2000年に、大分県知事の特命を得て、三重農業高等学校と大分県の職員の方々来られた際に設置した、テツボクの記念碑。
2000年に、同行された国際ソロプチミスト臼杵の方々が設置された記念碑。
サラワク州森林局植林部のMr. Jonathan Lat を囲んで、緑の大地の会の設立メンバーと共に、10年前を振り返る。
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