Borneo Rainforest(SARAWAK)
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ご報告

東京羽田ロータリークラブ

創立50周年記念

第1回植林(2ha/800本)

サバル森林保護地区の植林活動

(2009年9月1日〜9月12日)

 

東京羽田ロータリークラブの創立50周年記念の一環として、ボルネオ島マレーシアのサラワク州のサバル森林保護地区にて、2009年〜2012年の4年間の植林計画(計8ha/3200本)をご協賛頂いております。第1回の2009年は、9月1日よりサラワク州森林局の植林部のJonathan Lat氏を中心に、15名の現地先住民族と共に開始され、10日間を掛けて、本年度の予定地である2haの、整地、植林用ライン作り、植林を行いました。

9月12日の最終日は、東京羽田ロータリークラブの皆様(6名様)が、サバル森林保護地区の植林地を訪れられ、 最後の植林(1名様15本/計90本)をして締め括られました。当日は、サラワク州森林局植林部の部長のTuan Haji Mohd. Kassim Wasli 氏、副部長のHaji Azman氏、Jonathan Lat氏、現地先住民族の15名のスタッフと、近隣のサバル・クルイン小学校より10名の子供達、当団体の理事の鶴岡氏、酒井理事長、鍋嶋副理事長が参加しました。

ご滞在のクチン(サラワク州の州都)より、約2時間ほどの車両移動にて、インドネシアとの国境近くのサバル森林保護地区まで長距離の移動となりましたが、帰りには、スリアンと言う街で、果物を満喫され、セメンゴ野生動物センターにて、半野生のオランウータンの餌付けの見学をしました。当施設にいる24頭のオランウータンの中でも一番巨大な「リッチー」さんは、中々出てこないのですが、この日に限っては、「リッチー」さんを筆頭に計8頭も出てきて、大満足でした。

2009年9月1日〜9月11日 

現地先住民族による植林準備と植林作業

9月1日より始まった今回の植林。東京羽田ロータリークラブの皆様が来られる9月12日までに、植林予定の2haの殆どを終わっていないといけません。先ずは、草刈りです。特に、木が低い場所は、草が覆い茂り、大変です。

斜面の所も同様に、草を刈りとっていきますが、もともとある木は、そのまま残しておきます。植えるフタバガキの木の殆どは、ある程度の成長までは、陰が必要な被陰樹ですので、太陽光が強すぎると、小さな苗木が育ちません。9月3日まで掛かりました。

9月4日。植林用のラインを作る前に測量です。縦にも横にも、5m間隔で植えていきます。順調に進み、夕方には終了しました。

9月5日より、植える場所に目印の木を立てていきながら整地もしていきます。これが一番大変です。

9月6日に大雨が降り、作業が1日出来ませんでしたが、9月8日には、全てのラインと、植林箇所(800本分)の全てに目印の木を立てる作業を全て完了。木を植える場所の両脇の木々は、そのままで、日陰を作らなければなりません。

9月9日の早朝に、800本の苗木が到着しました。2haの植林の為の合計800本です。各ラインの各目印まで、全ての苗木を運ばないといけません。15名を3つに分けて、苗木を運ぶチーム、植えるチーム、水や肥料をあげるチーム、と流れ作業で効率的に行います。9月6日に大雨が1日降った関係で、整地の作業が遅れてましたので、効率的にやる必要がありました。

9月11日。東京羽田ロータリークラブの皆様が来られる前日。夕方には、710本の植林が終わり、12日の式典の設営の準備を全て終了。ご参加者の名前をラインの前方につけ(白いプレート)、ライン上のそれぞれの目印の傍に、穴を開けて、苗木を所定箇所に運び、翌日に備える。

2009年9月12日 

東京羽田ロータリークラブの皆様と植林(サバル森林保護地区)

サバル森林保護地区の植林地にご到着後、植林の方法の指導を受ける、東京羽田ロータリークラブの皆様。肥料はあげすぎても駄目、なければ駄目。土は丁寧にほぐして、植えた木の周りを埋めていく。その一つ一つの作業が、成長に多大に影響を与えます。

植林中の萩尾会長と、現地先住民族と小学生。記念撮影で、ホッと一息。当日は、薄雲が広がり、そんなに暑くはなかったですが、湿度が高く、少し動いただけでも、汗びっしょり。でも、現地の人は涼しい顔・・・。

こちらは、会長夫人。小学生の女の子。一生懸命手伝ってました。

天候に恵まれ、無事に各人15本の木を植林終了。参加者全員での記念撮影。黄色のベストを着ているのが、今回延べ10日間で、2haの植林の殆どを行った現地の先住民族の15名。バーナーの後ろには、酒井理事長、及び、東京羽田ロータリークラブの皆様。そして、青いお揃いのシャツを着たのが、近隣の小学校の子供たち。鍋嶋副理事長は、カメラマンでした。

3年後の2012年植林予定地に既に設置された看板の前で記念撮影。来年度(2010年)、2011年、そして、この2012年の植林予定地に、既に、それぞれ、看板が設置してあります。

2009年9月12日 

サバル森林保護地区の管理事務所内会議室にて式典

式典では、萩尾会長によるスピーチ。お熱い言葉が、森林局の方々や現地の先住民族の人々に植林や森林保全などを効果的に訴えかけたと思います。植林部部長のTuan Haji Mohd. Kassim Wasli 氏は、萩尾会長のスピーチに非常に感銘を受けていました。

東京羽田ロータリークラブ会長の萩尾様より、サラワク州森林局の植林部部長のTuan Haji Mohd. Kassim Wasli 氏へ、記念品贈呈です。二人の固く握り締められた握手が、2009年〜2012年の4年間の合計8haの植林の強い決意が 伝わります。Tuan Haji Mohd. Kassim Wasli 部長は、ラマダンの断食中にもかかわらず、遠路サバル森林保護地区に参加して頂きました。

式典にて、東京羽田ロータリークラブ会長の萩尾様ご夫妻より、当日、植林に参加した近くの小学校の子供達に、プレゼント。遠慮がちな子供達、何となく、昔の日本の子供の様子を思い浮かべる。

<<<写真をクリック。

サラワク州森林局の会報に紹介された時の記事です。写真をクリックしますと、大きな画面をご覧頂けます。マレー語で紹介されていますが、今回の植林、全体の話、2ha、800本の植林、そして、近隣のサバル・クルイン小学校からの子供達の参加の事が紹介されています。未来の「子供たち」のために1本の木を・・・・・。

 

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