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ご報告

上田東ロータリークラブ &六文銭ロータリークラブ

植林(1ha/400本)

サバル森林保護地区の植林活動

(2009年10月27日〜10月31日)

 

上田東ロータリークラブと、六文銭ロータリークラブの9名様が、10月31日に、サバル森林保護地区にて、植林をされました。当日は、サラワク州森林局植林部の部長のTuan Haji Mohd. Kassim Wasli 氏、Jonathan Lat氏、現地先住民族の8名のスタッフと、当団体の酒井理事長、が参加しました。

この植林は、上田東ロータリークラブの2009/2010会長の村居先生が、2008年に、ボルネオ島を訪れられた事が始まりでした。村居先生は、歯科医で、効率的な虫歯予防などを、東南アジア各地で、推進されており、最初の訪問の際は、イバン族の村に滞在され、村人の歯の状況や、歯科医の不足と僻地の為、歯の検診の難しさ等を実感され、各自が出来る虫歯予防法を伝達され、村人も、感銘を受けておりました。2回目の訪問の際には、クチンの幼稚園に訪問され、効率的な歯ブラシの方法や、先生への虫歯予防の方法などをご教示頂きました。そして、今回で、3回目。

10月30日は、2回目に訪問した幼稚園、St. Thomas Kindergartenに訪問され、 村居先生による、効率的な歯ブラシ法の指導、及び、年長組の約50名の歯の検診をして頂きました。マレーシアの歯科医不足、高価な歯科治療の現状を考えると、村居先生の唱えられる、歯磨きを使わない、小さな歯ブラシで、1本1本、丁寧に、食後に磨くという、これだけの事で、どれだけ、虫歯が予防されるかというお話に、園長先生はじめ、園の先生たちも、一つの指針として、感銘を受けておりました。

ご滞在のクチン(サラワク州の州都)より、約2時間ほどの車両移動にて、インドネシアとの国境近くのサバル森林保護地区まで長距離の移動となりましたが、果物のシーズンと言う事もあり、昼食会場では、ドリアンやランブータン、マンゴスチン等の豊富な熱帯果物を満喫して頂きました。

2009年10月27日〜10月30日 

現地先住民族による植林準備と植林作業

10月27日より、植林の準備が始まりました。雨季に近いということもあり、天候を心配しましたが、意外と、雨も少なく、順調に整備活動が進みました。

今回は、日本で土壌学の博士号をとった、Dr. EFFENDI 氏も同行。Dr. EFFENDI氏は、博士課程の時の調査では、焼畑の土壌の調査を主にされておりましたが、ここサバル森林保護地にも訪れられており、今回は、実際に、土壌と樹種に関して、指導を頂きました。

10月29日に、苗木が到着しました。今回は、ロータリークラブの皆様が植える150本と、現地の先住民族が植える250本で、計400本です。

10月30日、順調に準備が終わって、皆一息をつきながら、最後の仕事。看板の設置です。

植林用のラインの前に、名札の設置と、苗木を所定の場所に配置し、如雨露や肥料用のバケツを各ラインに置いて、明日に備えます。

2009年10月31日 

上田東ロータリークラブと六文銭ロータリークラブの皆様と植林(サバル森林保護地区)

早朝、前日の夜が大雨で心配しましが、曇り空でした。先住民族とJONATHAN氏で、お迎え用のバーナーを設置し、皆様の到着を待ちます。

10時30分頃、皆様のご到着です。クチンのロータリークラブのの2名も、クチンより同行して、総勢11名様の植林となりました。

酒井理事長より、サラワク州森林局植林部の部長のTuan Haji Mohd. Kassim Wasli氏の紹介と、サバル森林保護地区の概略と植林に関しての説明。

真剣にその説明を聞き入る、上田東ロータリークラブと六文銭ロータリークラブ、そして、クチン・ジャヤ・ロータリークラブの皆様。

植林指導員のJonathan氏による、植林の方法の指導を受ける、ロータリークラブの皆様。

今回は、サラワク州森林局植林部の部長のTuan Haji Mohd. Kassim Wasli氏、自ら木を植えて頂きました。

植林中の村居会長と、現地先住民族。村居会長の隣は、クチン・ジャヤ・ロータリークラブの方。現地のロータリークラブの方を招待するのは、村居先生のアイディア。村居先生のボランティアの考え方は、現地に根付くもの。そして、それに必要な事は、自分と同じ考えを持つ人を、現地の人の中から育てる。それが、継続的に活動する為の基本。

一生懸命植えて頂いております。

何とか天候も崩れず、無事に各人15本の木を植林終了。参加者全員での記念撮影。上田東ロータリークラブ、六文銭ロータリークラブ、そして、クチン・ジャヤ・ロータリークラブ、そして、サバル近辺のイバン族の先住民族。生まれや育ち、生活する環境は、異なりますが、目的は皆同じ。達成感。

2009年10月31日 

サバル森林保護地区の管理事務所内会議室にて式典

式典では、まず、植林部部長のTuan Haji Mohd. Kassim Wasli 氏の歓迎の敬意を表したご挨拶。

村居会長によるスピーチ。熱い思いが、伝わってきます。長年、東南アジア各地でボランティアをされてきましたので、経験に基づいた強いお気持ちがあらわれていました。

上田東ロータリークラブ会長の村居先生より、現場の担当の森林局Jonathan氏に、サッカーボール3個と、歯ブラシ100個を寄付して頂きました。歯ブラシには、「飲食後には、歯を磨きましょう」と言う標語が、マレーシア語で書いてあります。

 

" Berus Gigi selepas makan dan minum "  (飲食後には、歯を磨きましょう)

 

 

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