Borneo Rainforest(SARAWAK)
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1997年12月、京都で地球温暖化に関する国際会議が開かれ、京都議定書が締結されました。
この10年間で地球温暖化への関心は非常に高まっています。

2007年9月、NASAの観測により北極海氷の面積が過去最小、1950年代の約半分にまで 減少していることが報告されました。 

英国のチャールズ皇太子は「温暖化との戦いは新たな 世界大戦である。イギリスは新たなウインストン・チャーチルを必要としている」と地球温暖化に対し強い警鐘を発信しています。

今や、温暖化対策は全ての経済政策よりも優先されるべき全人類にとっての喫緊の課題です。

熱帯雨林は過去、億年以上の陸上生態系の進化の歴史が残っている唯一の場所であり、植物種の多様性は温帯林の10倍以上、特にマレーシア国ボルネオ島サラワク州は単位面積当たりの植物種が約1200種と、温帯林の15倍で世界一の記録となっています。

この様に、熱帯雨林は人類にとって貴重な財産であるとともに、地球温暖化の一番の原因である CO2の圧倒的な貯蔵庫の役割も果たしています。

森林の炭素固定量は、1ヘクタール当たりで熱帯林が100トンに対し、温帯林で60トン、寒帯林は僅か20トンと言われて います。

マレーシア国サラワク州は東南アジアの中でも本格的な森林開発が遅かったことが幸いし、世界的な環境問題の高まりの中で州政府森林局による計画伐採が比較的遵守されている地域ですが、それでも伐採跡地や一部の先住民族による違法な焼畑により荒れた森林が残されています。


当法人は、サラワク州森林局並びに先住民族の理解と協力を得ながら、1996年から任意団体として熱帯雨林再生のための植林活動を進めてきました。

近年は日本の企業、学校、市民グループ等々のサラワク州への植林ツアーも定着し2007年までに延べ420ヘクタール,20万本の植林実績を上げてきました。 

この植林事業を安定させ森林の保全・育成を図るには先住民族の人達の理解と協力が不可欠ですが、その為には従来の焼畑農業依存から、植林事業への参加による現金収入や植林樹木からの換金作物(樹脂、果実等々)による収入など彼等の生活基盤を転換していく必要があります。 

NPO法人を設立するに当たり、その社会的な信用を背景により多くの幅広い協賛を得、国際間協力の中で地球温暖化防止に有効なこの熱帯雨林再生のための植林事業を更に発展拡大させて行きたいと考えています。

 

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